Sundayカミデ インタビュー

 Sundayカミデ インタビュー


「ワンダフルボーイズ」というバンド名や「Sundayカミデ」という名前を最近よく耳にするなと、気になっている方も多いのではないでしょうか?
天才バンドの作曲/鍵盤としても活躍中のSundayカミデ率いる関西の6人組・ワンダフルボーイズが、9月24日に3枚目のCD『LOVELY LOVELY LOVESTORY』をリリース!
ninohiraではこの凄い才能を何としてでも多くの人に届けなければ!と思い立ちリリースに合わせて、東京初となる11月1日CLUB Queでのワンマンライブをサポート。
そしてSundayカミデにロングインタビューを決行しました!

これを機に一人でも多くの人がワンダフルボーイズの魅力の虜になりますように♡

                                                                                                                                                                                   

−まずはワンダフルボーイズの成り立ちから教えて下さい。


Sundayカミデ(以下:S):しゃかりきコロンブス。っていうバンドを2006、7年から「スケジュール合えばやりましょう」みたいなわりと緩い感じでやっていたんですけど、ライブオファーが結構あったりして、これを本気でやりたいなって思い出して、それでワンダフルボーイズっていう名前に変えようかなと思って、「改名パーティーします!」って言ったのが、地震があった時で。


−2011年ですね。

S:そう。ライブハウスとかイベントとか根本的に考える機会になったというか。でも改名パーティーはやろう!って事で。その後にレーベルオーナーの坂本君から連絡が来て改名したんすか?!的な。


−何も聞いてなかったんですか?


S:報告しなかったね。


坂本:なかった。


−(笑)。



坂本:いや別に必要があるかないかっていうのは別だけど、寂しいなって。

S:当時の梅田シャングリラの店長のシングルマンって人にお花見してる時に「しゃかりきコロンブス。って名前どう思う?」って聞いたら「どう思うもクソも、なぁ?おもろいけど」みたいな感じで。「ワンダフルボーイズって名前に変えようと思うんだけどどう思う?」「それは真剣にやってる気がする」って言われて、1年間考えて急に変えた。その時にメンバーが抜けるとかなって、じゃあちゃんと弾ける人を集めて本気でバンドやろうっていう感じでやり始めて、今のメンバーになった。一応身長175cm以下はNGで。

−それは何故ですか?

S:僕が180cmあるから、しゃかりきコロンブス。の時に僕が歌って、しかも喋ってわいわいライブするから「いかりや長介みたいな感じやな」ってよく言われてたから、それはちょっとまずいんじゃないかなと思って。

−(笑)。元々のしゃかりきコロンブス。はSundayさん発信ですか?

S:そう。一人で歌い始めようと思って、それにパーカッション欲しいなと思って番長に電話して呼んで。番長は最初すっごい嫌がってた。

−どうしてですか(笑)?

S:すっごい歌下手だったから「マジっすか?それ本当に人前でやるんすか?」って。昔、番長とA.S.Pってジャズのバンドをやっててボーカルは僕じゃなくてAZ CATALPAって女の人で、僕はウッドベースとか弾いてて、散々練習して、もっと詰めなあかんとかアレンジこうや!とかものすごくストイックにやってた時期があったのにここにきて「こんな歌下手なんやっていいんすか?」って言われたけど、「それはお前が決めることじゃない!」って強引に。その後、ミッキーに「今こんなんやってるんだけどミッキー入ってくれへん?」って音源送ったら、「家で聞いたら、なんとなくいー気がする」って言ってくれて。

−3人で始まったわけですね。


S:そう。だから僕と番長とミッキーは3人だけで喋ったりするのは恥ずかしいくらい付き合いが長い。今のメンバーになったのはここ3年位。




今のメンバーになりワンダフルボーイズという名前になってから、わりとしっかり活動していこうとなった感じですかね。

S:そうすね。「東京で月に1回絶対ライブさせてほしい」とか坂本君に言って。

坂本:月に1回がない時は怒られた。「絶対や!絶対月1や!」って。

S:(笑)。でも去年それやって良かった。





ミニアルバム『LOVELY LOVELY LOVESTORY』について



振り絞って全開で歌うために自分の経験や思ってることを歌ってる
                                                                                                                                                                                   

9/24にリリースされたミニアルバム『LOVELY LOVELY LOVESTORY』はワンダフルボーイズとしては3枚目のCDとなりますが、今作はどんなものを作ろうと思っていたのですか?

S:音源はライブでやっているもので新しいものを入れていくって形だけど、坂本君に大分前に『LOVE STORY』を聴いてもらった時から、これがリードだって言ってたから、今回はタイトルも『LOVELY LOVELY LOVESTORY』にして、この曲をメインにするってことから曲を作っていった。だからってバランスを整えるってことでもないんだけど、やり易かったよね。ミニだし。

 -ミニアルバムという形態も決まってたんですね。

S:決まってました。でもそれだと少し物足りないので
  ライブDVDを付けたいって。曲は現在自分の思ってることを歌詞に出来なかったら、過去に遡って取り出す作業になるんだけど、今回は全曲歌詞が直ぐ出て今あることが形に出来たから、すっごく早く出来ました。

-これまでのアルバムタイトルは、全てそのアルバムに収録されている1つの曲名から由来してますよね。今回は『LOVE STORY』を中心に考えたとのことですが、いつもどんな感じで決めてるんですか?

S:まちまちだけど、別に自分が一番気に入ってる曲とかでもないし、言い易い、3ついきたいってだけで。

-『ビューティー ビューティー ビューティフルグッバイ』と『スローリー スローリー スローリーナイト』、この3つ続くのは決めてるんですね(笑)。

S:そう、3回言いたい(笑)。3回言ったら納得する。

  -どういうことですか?

S:「おい!おい!おーい!!」みたいなことと一緒。「待って、待って、待って!」みたいな。

-念押しみたいな?

S:そうそう。3回言ったら何とかなるみたいな。覚えてもらい易い、言い易いっていうか。Yeah Yeah Yeahsとかめっちゃ悔しい。

-(笑)。

S:やられた!って思った。言葉遊びじゃないけど、ワンダフルボーイズは全部いけるところまで3ついきたい。

-今作は歌詞が直ぐに書けたということですが、Sundayさんはいつもどんな風に曲作りをされているんですか?

S:電車に乗ってたり歩いてたりスケボー乗ってたりっていう移動中になんとなくメロディーが思いついて、それをずっと覚えていて、またバイトの休憩中とかに反芻させて、頭の中でほぼ全部作ってから楽器を弾く。

-へぇー、珍しいですね。一部なら分かるんですけど、ほとんど頭の中で作るんですか?

S1コーラスくらいは。例えば”ダンスをしてたのさ”って思いついたら、ずっと1週間位”ダンスをしてたのさ”って「これいいよな~」って過ごしてて、こういうことあったなとか段々思い出してきて、”ガラス張りの前で”とか”イエイイエイイエイ”とか頭の中で入れていって、ある程度出来てきたらピアノ弾いてこんなコードになるんだとか思って。

-ギターではなく、ピアノなんですね。

S:そうね。曲調によっては頭だけでやったのを「ギターは多分コードこんな感じだから弾いて」ってメンバーに言って演奏してもらったのにスコーンと乗せることもある。

-では歌詞は同時に出てきてるんですか?

S:歌詞が同時に出てこなかったら逆に不採用。忘れるから。それかピアノで出たとこ勝負でバーンと弾いてみて思いついたら曲にするってこともあるけど。基本的に絶対メモリーしないようにしてるから。

-そこに驚きました。じゃあ歌詞を書きためることもないですよね?

S:ないです。基本的に「CD作るので曲作りましょう!」って言われて書くまで何もない。

-えー!

S:忘れそうなとこだけメモ程度はするけど…。

-変わっていっちゃったりすることもありますか?

S:たまにあるかな。

-でもメロディーと一緒だから覚えておけるってことなんですね。

S:そうそう。

Sundayさんの音楽は「マジであったことポップミュージック」という言葉にも象徴されるように、ご自身の体験から出来ているものが多いと思うのですが、歌詞の内容としてはラブソングと音楽や音楽のある場のことが多いですよね?

S:ほぼそれだけです。テーマは。

-それはどうしてなんですか?

S:自分はあんまり歌が上手くないけど、本当に思ってることとかあったこととか言っていったら、めっちゃおもろいんちゃうかなと思って始まったから。あったこととか思ってることじゃないと気持ちが入らない。擬似的な体験とか思ってもないことの歌は直ぐに作れるけど、全開で歌うっていうテンションにならない。振り絞って全開で歌うために自分の経験や思ってることを歌ってるっていうか、そういう表現方法。

-自分の歌とか声とか色んなものがあって、それを踏まえた上で一番いい表現方法というか。

S:そうそう。振り切れるやり方というか。

-あとSundayさんは自分の楽曲、曲自体を凄く大事にされているのかなと思っていて。

S:あぁ、そうね。何度も同じ曲リリースしたりで、必然的にそうなります。

-そうなんです。『琴平電鉄』もしゃかりきコロンブス。時代から2度目の録音ですし、『LOVESTORY』を始め、ワンダフルボーイズと天才バンドで同じ楽曲をやっていたりしますよね。

S:同じ曲を何度もリバイバルするっていうか、そのスタイルは凄く気に入ってまして。それをアリにしてくれてるのはレーベルオーナーの坂本君や奇妙君とかだったりするんだけど。fugacityの大野君とかも琴平電鉄をカバーしてくれたりして、自分でもセルフカバーするし。1回やったからもうやりませんっていうのは全然ないタイプです。

-まだSundayさんの楽曲の良さに比例してないと思うんですよ。認知度とか…。だったら楽曲がちゃんと昇華されるまでというか。


S:そう!知ってもらえるまで何度でも的な。だから『君が誰かの彼女になりくさっても』も大分前に出してるけど、もう1回出してもいいと思ってる。そこに何かひとつでもストーリーがあればずっと出し続けれる。『琴平電鉄』だったら去年、琴平電鉄がなくなりそうになったとかもあって再録したけど、そういうストーリーがあればいいと思う。いつまでやんねん!って思われるくらいやった方がいいかなって。




ミニアルバム『LOVELY LOVELY LOVESTORY』全曲紹介
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♪ LOVESTORY  

基本的には奇妙くんを思って作りました。奇妙くんに歌って欲しい曲を作りたいというか。一緒に住んでた時もあるから、ある日東京にひとりで向かった奇妙くんを思い出して作りました。



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  ♪And you don’t stop!!!  


もうこいつとは合わないなとか思って、喋らなくなったり、会わなくなった友達とかいるけど、けどそれぞれ今でも頑張って生きてるってだけで凄いな的な。そういう気持ちを何て言ったらいーのか考えてたらAnd you don’t stopとかかなぁって。ラッパーのKN-SUNに「And you don’t stopってほんまはどういう意味なん?」って聞いたら、「お前が思ってる事、それが答えや」って返ってきた…。で、作りました。

 


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  ♪ケガするくらいピースフル  


元々ワンダフルボーイズのライブで「ケガするくらいピースフルにやる」っていうスローガンがあって、それを曲にしてみたら、こんな風になった。サビが”エビィバディセイ ホー!”とかもういかがなもんやろなと自分でも思う(笑)。踏まえて凄い頑張ってる、ライブ中。


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  ♪琴平電鉄 ワンダフルボーイズver.  


レコーディングスタジオでエンジニアとして働いてる男の子が、香川から大阪に出てきて彼女と色々あったという話を聞いて。その場で作ってその日にレコーディングした。唯一自分の事ではない曲。他の曲は自分の事だから恥ずかしいとか、これちょっとダサくないかな?とか色々思いながらやるけど、人の事だから「ええ曲やな」って素直に思える。



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  ♪ロックライダー  


昔、一緒にミクスチャーのバンドをしてたメンバーに、今でも気持ちは同じバンドメンバーやで!ってちゃんと言える曲を作らないとならないって思った。失ったものとか出来なかった事とかを肯定すればする程、自分が進んでいく。あれはあれで良かったと言えたら、ずっと次に行き続けれる。


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  ♪sweet days  


バイト先の少し憧れていた女の先輩に連れて行かれたのがSUPER BUTTER DOGのライブで、その時のことを歌った曲。拗ねて帰ったけどね。俺ちゃうし、俺こんなん好きちゃうしって(笑)。




ライブやイベント、月曜プリマや今後の話

70歳位まで出来るかなって自信がある
                                                                                                                                                                                   


SundayさんはLovesofaなどのイベントも主宰されてますが、ご自身がライブをやる場合も含めて、理想のライブ、パーティーはどういうものですか?


S:バンドにしてもイベントにしても、500人のキャパのクラブで成立するのが最終目標。500人のキャパで400人位が入って無茶苦茶盛り上がるっていうのをずっとやりたいと思ってる。1000人位の人がワンマンに来てくれるようになると、それがずっと出来る。東京のクアトロとかでワンマン出来るようになりたいし、それをずっと長年やりたい。




Lovesofaは売れた人は出ないみたいなものがあると聞いたんですけど。

S:そう。大阪で言う売れた人は出ない。年末スペシャルとかではみんな揃うけど、ワンダフルボーイズは本当はもっと売れた感じでレギュラー出演をやめたかったけど、2年位トリでやってたから。次はDENIMSって新しいバンドに渡したんだけど、ワンダフルの前が奇妙礼太郎トラベルスイング楽団で。この人達このキャパじゃないってなったら卒業っていうか、またスペシャルでよろしくねって。

-育てて出すみたいな感じですか?

S:育ててもらう側かな、イベントは。バンドにとって2ヶ月に1回同じイベントに出てもらうってけっこうリスクがあったりするけど、大阪のために2年位よろしく!って。で人気出て人がたくさん来てくれる様にうなったら、ありがとうございました!って。またいつか会いましょう!的な。

-そういうことには頼らずに、イベントとして集客するというか。


S:初期の頃は300400人位当たり前に入ってた時期があるから、そういうのもあって、毎回じゃないけど500人位でみんなでわーって盛り上がるっていうのは年に4回位はやりたいなって。高校生の時遊びに来てましたって子達とかがバンドやりだして、DENIMSとかがそうなんだけど、そうやって受け継いでいきたい。
LOVE SOFA










-音楽のことから話は逸れますが、今日はTHE NEATBEATSMr.Panさんとのトークイベントで、これまでにもSundayさんはバンドマンすべらない話にも呼ばれたりとかしていますよね。その話術はどうやって培ったのですか?やっぱり大阪にいたら鍛えられるものなのですか?

S:いや、語弊があるといけないけど、大阪の人口の90%の人は全然面白くない。でも10%の人はむちゃくちゃ面白い。他府県で言ったら、70%の人は面白くないけど、30%の人はけっこう面白いっていう割合だと思ってます。自分調べで。大阪は吉本興業のせいだと思うけど、ちっちゃな頃からずーっとお笑い番組や芸人さんを見て育つから分かってる風っていうか、みんな自分がお笑いとか分かってる風になってしまっている。自分調べで。でも90%は面白くない。で、ある日、自分もその90%だったって事に気づくんだよね、これが(笑)。

-(笑)。

S:それに気づかない人はそのままだけど、気づいてしまったら恥ずかしくて、色んな人に謝りたいくらい恥ずかしい。

-(笑)。

S:それを気づかせてくれるのが10%の人、アチャコさんとかもそうなんだけど。




-そういう人と喋った時に気づくんですね。

S:そう。初めてアチャコさん見た時に凄い面白くて逆に全っ然面白くない自分がいた。223歳の頃かな。

-(笑)。22、23歳でSundayさんは気づいたんですね。

S:気づいた。気づいてしまった。(笑)アチャコさんと出会う少し前にビーチバレーしてる頃だったんだけど、ちょっと面白いと思ってて、自分のこと。で、須磨のビーチバレーの大会にある日出場しててテレビも入っててインタビューでもボケてやろうとか思って、「カミデ君、1回戦で負けましたけど、どうでしたか?」とか言われて。「いやほんまね、夏の思い出。っていうか、宿題?出来ましたね」みたいな返しして、後でテレビで見たらすっごいドンスベりだった。そっから冷静に自分の周りに対しての発言を見直してたら全然面白くなかった。あと学校のリーダー的な存在の子って吉本のNSCに行ったりするんだけど、その子達は絶対デビュー出来ない。これまた自分調べです。みんなを引っ張る力のある子って声が大きかったり、人として魅力があったりするだけで面白いわけではないんだけど、それに気づかずにNSCとか行って苦労する人を256歳になったらいっぱい見た。そういうのも含めて自分は当時テレビ出て良かったと思ってます。よく自分の声、録音したの聞いたらこんな声だったん?ってあるやん。それの×100倍くらいの衝撃で。ショックでした。

-(笑)。そこからは鍛えて?いったんですか?

S:(笑)。そうね、鍛えてっていうか、勉強でもないけど、ちゃんと喋ろうと思って。発音とか癖とかも含めて。その説明不足で分かりにくい人いるでしょ?こないだこんなことがあってっていうのが、「え?それ誰が言った話ですか?」とかいうのをなくそうと思って、それは今でも心がけてる。だから月曜プリマのアーカイブ見なおす時とかも凄い分かりにくい説明してる時とかめっちゃ自分に腹立つ。

-(笑)。一応ちゃんと見るんですか?

S:一応流して見る(笑)。

-ここもっとこう話せば良かったとか。

S:そうそう。それが月曜プリマのコンセプトで一回フィードバックで見て反省みたいな。

-それで今日みたいなイベントにも繋がると。

S:パッと思い出して話しだしても、時系列とかその空間とかが上手く説明出来たら、面白かろうが面白くなかろうが納得はしてもらえるだろうと。一番辛いのは何が言いたかったんかわかんない話しをしてしまう時で。

-確かにそうですね。月曜プリマをやるきっかけは何だったんですか?

S:あれは西平っていうプロデューサーに「Ustreamで何かやりませんか?」って言われて、それだったら自分が成長する奴じゃないと意味がないから、プリマドンナになれるように月曜日頑張りますっていう意味で月曜プリマって名前でやるっていったら、西平が「何ですか?その名前?」って。今でも西平はわりとそんなに納得いってないと思う。


-(笑)。かなり長くやられてますよね?


S:3年位?

-今後も続いていくんですよね?


S:最初リアルタイムで100ビュー行ったら止めようって言ってたんだけど、奇妙君が来た時に越えてしまって、奇妙君が「1000ビューになったら終わります」って言ったから、1000ビューまで頑張る!ってコンセプトになりました。でも次の日奇妙君から「すいません、酔っぱらってて勝手なこと言ってしまって」みたいな真面目なメールが来た。()

「月曜プリマ」毎週月曜日 
23時〜 













Sundayさんはこれまでにバンドが解散したり、一時はビーチバレーやったり、色々な時期があったわけですけど、でも178歳位からずっと音楽を続けていますよね。それでも音楽なのは何故なんですか?Sundayさんの歌にある音楽ってまだこれからも続いていくって感じですよね?

S:そう、ねぇ。70歳位まで出来るかなって自信がある。やっていくために色々勉強しないといけないし、センスとか色んなものを問われると思うけど、それも含めてやりたいし、いける気がする。

-環境がどうであれってことですか?

S:いや、やるからにはお客さんに来てもらわないとならないし、でも70歳位までお客さんがチケットを買って見に来てくれると思う。

-そこは自分の曲書くとか歌とか色んな音楽の才能を信じてあげれてるってことですよね?

S:そうね。信じてると言うか、体さえ動けば絶対出来る。見に来てくれると思ってる。今よりもっと多くの人が。

-この間、奇妙さんが「Sundayさんには欲がない」って仰っていて、それが凄く引っかかったんですけど、実際はどうですか?

S:それよく言われますね。なんだろうな、欲って難しいよね。

-音楽的に売れたいとかは?

S:あぁ、でもさっきの500人パーティーっていうのが最高だと思うけど。

-それ以上は望まないってことですか?

S:それ以上は理想の形とは遠のくと思う。

坂本:要するにSundayさんはそれ以上だとコントロール出来ない、自分の意思が伝わらないって思ってるってことでしょ?


S:そうそう。やっぱりあったことを歌うから、こんなことあったんだよってことが500人までは伝わるかなって。1000人だとふわっとしてしまう、自分の気持ちが。

−あぁ、なるほど。よくわかりました。ではまずはそこを目標に!

本日は長いお時間ありがとうございました!

photo :待夜由衣子

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